お尻の黒ずみを防ぐ理想の座り方って？

長時間のデスクワークでお尻が黒ずむワケ

私自身転職で急にデスクワークが増えたことがあるんですが、現代人って1日パソコンに向かって作業していたりする時間が多くなっていますよね。立ち仕事より楽じゃない？って言われればそうなんですけど、ここにはお尻に黒ずみができる大きな落とし穴があるんですよ・・・。
「お尻の黒ずみの原因とは？」の「長時間圧迫され血行不良が起こり肌サイクルが乱れ黒ずむ」でも解説しましたが、もう少し詳しく理由と対策について説明していきたいと思います。
普段あんまり意識することはないですがお尻には脂肪や筋肉だけでなく、坐骨という骨があります。椅子に座ると坐骨が座面に当たってその間にお尻が挟まれるかたちになるんですね。つまり長時間椅子に同じ姿勢で座り続けると、その間お尻は体重をずーっと受け止めていなければならないんです。上半身と坐骨の間で圧迫され続ければ血行不良になって肌荒れに、ひいては黒ずみにつながってしまいます。

お尻の黒ずみを予防する座り方

でもお尻の黒ずみを防ぐためだけに仕事なんてホイホイ変えられない・・・立ってパソコンをいじるわけにもいかない・・・ごもっともです。そこで、私自身も実践している黒ずみ予防の座り方について紹介してみたいと思います。ちょっとした工夫でお尻にかかる負担は劇的に軽減されますから、めんどくさがらずに試してみてくださいね！

①椅子に深く腰掛けるようにする

まず基本的な座り方として、椅子に深く腰掛けることを心がけましょう。きちんと背もたれを使って深く座ることで体重がかかる面積が広くなり、負荷を分散させることができます。背筋が伸びることで下腹や背中のストレッチにもなります。今までと座り方が違ってそわそわしたり、うまく姿勢が保てない場合はクッションや座蒲団で調整してみるとうまくいきやすいですよ。

②座ったとき脚を垂直に下ろす

長時間のデスクワークだと脚を組む人も多いですが、これはお尻の黒ずみを悪化させる原因になります。脚を組むと骨盤に歪みができ、せっかく深く腰掛けて分散させた負荷がまたどこか一箇所に偏ってしまいます。両膝頭をくっつけて脚を垂直に下ろすことを意識してみましょう。

③疲れたら脚を伸ばしたり立ち上がってストレッチする

慣れない座り方をすると疲れも感じやすいです。大事なのは疲れても続けることではなく、適度にリフレッシュを挟むこと。これは座り方に慣れてきても同じで、ずっと同じ姿勢でいるより少し動かしてあげた方がお尻の黒ずみを防ぐには効果的です。
脚を伸ばしてみたり、ちょっと歩いたりしてみてください。長時間同じ姿勢で座っていると通気性も悪くなりますし、大きな動きが無理なら座り直すだけでも蒸れにくくなります。