「たるみ」はお尻の悩みNO.1!その原因と解消法は?
筋肉がしっかりとついていて脂肪の量が適度なお尻は、「たるみ」が発生しにくいのですが、たるみをブロックするために必要なのはそれだけではありません。
お尻のたるみはお尻を形成している結合組織の力が弱まり、脂肪を支えていられなくなることから始まっていきます。つまり、結合組織がお尻の脂肪を支えていられなくなることでお尻の形が変化してしまうのです。
結合組織が弱まる原因として、年齢とともに「筋肉量が落ちること」や「生活習慣に問題があり脂肪を必要以上につけてしまうこと」、「サイズの合わない下着をつけること」がよく知られています。それ以外に、「お尻が揺れること」で結合組織に負担がかかることも「たるみ」の原因だとわかってきました。
お尻の筋肉を鍛えて身体にあった下着を身につけるだけでなく、お尻の「揺れ」にも気をつけることで、お尻の「たるみ」をより生じさせにくくすることができます。
お尻のたるみを改善するにはエクササイズが効果的です。ただ、むやみに回数をこなせばいいというわけではなく、正しいエクササイズを毎日継続することが大切です。
大臀筋を鍛えることでキュッと上を向いたお尻をつくります。体幹トレーニングのメニューとしても知られており、身体の軸を整えてくれる効果もあります。
①膝を立てて床に仰向けに寝ます。
②手は胸の前で組みます。
③胴体(腰から膝まで)が一直線になるようにお尻を持ち上げます。
④そのまま3秒キープして静かに元の姿勢に戻します。
10回程度を3セット行えるようになることが一般的なエクササイズの目安ですが、筋力が弱くなっている人は無理のない回数からスタートしましょう!
日常生活の中でお尻のたるみを予防したり改善したりするにはどのようなことに気をつけたらよいでしょうか。