お尻の黒ずみケアに有効な美白美容成分をご紹介いたします。
最近化粧水などで人気のある「ビタミンC誘導体」、美容に興味関心のある女性なら一度は耳にしたことがありますよね。ビタミンCはもともと美容に良いことは知られていましたが、水溶性であるために安定性が悪く、効果的に肌に吸収することが難しい物質でした。しかし、ビタミンC誘導体であれば角質層まで成分を浸透させやすくなったため注目を浴びているんですね。
実はこのビタミンC誘導体、高い美白効果を持つため、お尻の黒ずみにも非常に有効です。黒ずみの原因となっているのはメラニン色素ですが、ビタミンC誘導体はメラニン色素を還元することで細胞を活性化させ、ターンオーバーを促す働きをこなしてくれます。
また、メラニン色素へのアプローチには「プラセンタ」も忘れたくないですね。プラセンタにもターンオーバーの促進効果があるためメラニン色素の排出に役立ちますし、メラニン色素そのものが過剰生成されることを防ぐ働きもあります。
ビタミンC誘導体、プラセンタともに活性酸素を抑制する働きがあることから、メラニン色素による肌の黒ずみを防ぎ美白に近づけてくれることも大きなポイントです。
もちろん、お尻黒ずみのケアに有効な成分はビタミンC誘導体とプラセンタだけではありません。むしろ、この2種類よりももっとすごい注目成分があることをご存知でしたか？
その美容成分が「フラーレン」です。先ほど挙げたビタミンCは高い抗酸化作用があることから美容に敏感な女性たちに引っ張りだこになったわけですが、なんとフラーレンにはビタミンCの約170倍もの抗酸化力があります！
しかもフラーレンは対応できる活性酸素の種類が多いため、よりたくさんの活性酸素を捉えられることに加え、活性酸素を捕まえたフラーレンはターンオーバー時に排出されていきます。つまり、不要になれば自然と体外へ出ていくので、トラブルが発生する危険性が少ないんです。
もうひとつ紹介しておきたいのが保湿成分である「EGF」です。聞いたことがない、という人も多いと思います。保湿といったらコラーゲンやセラミドの方が圧倒的に知名度が高いですからね。EGFは「Epidermal Growth Factor」の略称で、訳すと上皮細胞増殖因子となり、細胞の再生を促してくれる力があります。
細胞の再生を促すといえば、このサイトでも何度も取り上げているターンオーバー。EGFはこのターンオーバーをサポートしてくれるんです。EGFは発見したスタンリー・コーエン博士がノーベル生理賞・医学賞を受賞した成分でもあり、すでに医療分野で細胞の活性化や調整作用があることが認められています。なんと50歳以上でも新生細胞の成長が改善された、というデータもありますから、かなりの実力を持っていることがわかります。
お尻の黒ずみに効果的な成分は日々研究されていて、それらを活かした製品も開発されています。常に最新の情報をチェックして、本当に効果のある成分の配合されたケアアイテムを選んでいきたいですね。
