お尻の黒ずみの原因となるぶつぶつ・ザラザラの解消法をご紹介いたします。
お風呂でお尻を洗おうとして触ったら、「ぶつぶつ」「ザラザラ」した感触があってびっくり!そんな経験をした人もいるんじゃないでしょうか。お尻は自分で見る機会なんてあまりないし、いざぶつぶつがあるとわかっても確認するのは怖いですよね・・・。
でも、ぶつぶつができたり、ザラザラになったお尻は諦めずにきちんとケアすればちゃんとキレイにすることができます。まずはなぜこんなことになってしまうのか説明していきましょう。
「お尻の黒ずみの原因とは?」の「肌に触れるものによる刺激で乾燥が進み黒ずむ」でも触れているように、お尻に黒ずみができる一番の要因は摩擦です。下着や衣類とお尻が触れてこすれることが刺激となり、乾燥も引き起こします。こうして蓄積されたダメージによって「摩擦によるダメージで角質が厚くなり黒ずむ」で書いた角質化も進行します。お尻は皮脂の分泌量が多いため、角質化によって毛穴がふさがると「お尻はニキビができやすい!ニキビ跡が黒ずむ」で説明したようにニキビができやすくなるんです。ニキビは治ったあともニキビ跡が残ることがありますし、ニキビ以外にも吹き出物が出てしまうこともあります。
また、意外かもしれませんが女性ホルモンもお尻のぶつぶつの原因になっています。不規則な生活をしている場合はその生活習慣がぶつぶつの治らない理由かもしれません。
ぶつぶつやザラザラの原因がわかったら次はケアの方法ですね。
まずニキビや吹き出物ができないようにするために摩擦や圧迫をできるだけ少なくするだけでなく、お風呂ではお尻をしっかり洗ってください。当たり前でしょ、と言われそうですが、皮脂の過剰な分泌がニキビなどのもとになりますからお尻を清潔な状態に保つことはとっても大事です。ただお尻以外の部分と同じで、あまりゴシゴシこすったりすると肌への刺激になって皮脂の過剰分泌を引き起こすため、優しく丁寧に洗ってください。
ピーリングやスクラブ、マッサージをすることも効果的ですが、やはり過度な刺激にならないようにする必要があります。
女性ホルモンのバランスが乱れている場合は夜更かしをしない、栄養をバランスよく摂るといった基本的な生活習慣を整えることを意識しましょう。ストレスを溜め込まないよう、リラックスできる環境を作ることも大切です。
ただし、粉瘤がぶつぶつの原因になっている場合は早めに皮膚科を受診しましょう。粉瘤は放っておくと細菌が入り込んで膿むことがありますし、治療せずに治ることはほぼありません。
ぶつぶつやザラザラの原因がなんなのかをよく確かめて、それぞれの理由に合った対処法を試してみてくださいね。